脳神経内科
脳神経内科では神経系(大脳・小脳・脊髄・末梢神経・筋肉)の炎症、変性、腫瘍、血管障害、代謝・ホルモン等の異常による病気をみます。
症状は多岐にわたり、頭痛や四肢にあらわれる色々な痛み、手足や体全体のしびれ、こわばり、ひやひや、ほてり、むくみ感、めまい、ふらつきで歩行がぎこちない、動作時(書字や食事の時)のふるえ。目の乾燥感や見えづらい、ピントが合わない、瞼がピクツク、目が閉じない、瞼が下がる。のどの乾き、飲み込みにくい(むせる・鼻に入る)、噛みにくい、味覚異常や異常触覚、温度の感覚が分からない。しゃべりにくい(途切れ途切れにしゃべる、速くしゃべれない、大声で話せない、言葉が分かりにくい、すぐくたびれる、鼻声になるなど)、言葉は出るが円滑につながらない失語症、物忘れなどで日常生活に不便がある(痴呆症状)
病気としては、
脳卒中(
脳梗塞・
脳出血・
脳塞栓)、
脳炎、
てんかん、
脊椎椎間板ヘルニア等による脊髄の障害、
パ-キンソン病、
アルツハイマー病、
脳・脊髄腫瘍の診断、
多発性筋炎、
筋ジストロフィ-症、
多発性神経炎などです。
精神科
精神科・
神経科は、精神機能の障害や
ストレスが原因で表れる
心の病気を専門とします。
ストレスは
体と心を同時に障害しますが、精神科は主に心からのアプローチを行います。方法として、
精神療法や
カウンセリング、
薬物療法などのいろいろな方法を使って治療を行う科です。大人の心の病気(
不眠症・
パニック・
神経症・
うつ病・
統合失調症・
てんかん・
人格障害・
マタニティブルー・
心身症・
分裂病・
躁鬱病その他)、お年寄りの心の病気(
痴呆・
せん妄・
うつ病・その他)、子供の心の病気(
不登校・
引きこもり・
いじめ・
家庭内暴力・
チック・
摂食障害・
性格の問題・
精神遅滞・
子供の心身症・その他)、
アルコール依存症、
薬物依存症(
シンナー・
覚醒剤・
睡眠剤・その他)、
アダルト・チルドレン(
AC)、
ドメステック・バイオレンス(
DV)などの症状。