京都府 京都市の女医(女性医師)のいる放射線科の病院とクリニック

本院は厚労省指定の「がん診療連携拠点病院」「小児がん拠点病院」であり「永守記念最先端がん治療研究センター」では陽子線治療を中心にがん治療の先進医療を行っています。それ以外にも循環器疾患、呼吸器疾患、神経疾患等様々な疾患に対して先進医療を取り入れ、「京都府総合周産期母子医療センター」では周産期医療も整備しています。特定機能病院、また大学病院として、世界トップレベルの診断・医療技術・薬剤を駆使して、新生児から高齢者まで、正確な診断に基づいた、より低侵襲の治療を受けていただくことが役割と思っています。

風邪症状や腹痛といったごく一般的な内科症状だけでなく、生活習慣病（糖尿病・脂質異常症・高血圧）の予防・治療も行っております。女性医師が婦人科を担当しておりますので、幅広い疾患への診療が可能です。当院では、CTをはじめとする各種検査機器を積極的に導入し、地域の皆様が気軽に、さまざまな症状・お悩みのご相談ができる体制を整えております。

急性期医療を中心にした地域密着型の病院として、地域の診療所、病院と連携を深め、病診・病病連携のネットワークを築き上げてきました。救急搬送の受け入れについても、京都市中心部では中心的な役割を担っています。洛和会ヘルスケアシステムは、今後も地域医療に貢献できるよう更に前へと進んでまいります。

全人的医療の希求 地域とのつながりを大切にした、保健・医療・福祉活動を提供。急性期医療のニーズに応えるべくER型救急部を構築し、地域ばかりでなく市内の救急症例を積極的に受け入れてきました。また2004年には総合リハビリテーション施設を開設。そして2011年、現代医療さらに近未来の医療も想定し、高度急性期医療に特化した「新京都南病院」を建設し、急性期入院医療に重点を置いた病院を開設しています。

全科共通の集中治療室ICUに加えて、検診部門でもある先制医療・生活習慣病研究センター、脳卒中集中治療室SCUや心血管集中治療室CCU、重症周産期・新生児医療に関するNICUやMFICUなどが稼働しています。手術支援ロボットダヴィンチやカテーテルインターベンションを組み合わせたHybrid OR、高磁場術中MRI装置や京大にしかないポータブルCTを用いた高規格ナビゲーションシステムを完備し、全国国立大学病院のなかで屈指の手術件数があります。

総合病院として内科、外科、整形外科などの一般診療科のほか複数の診療部門を設置し多様なご要望にお応えしています。消化器センターは、消化器内科と外科が連携し様々な消化器疾患に対応。産科と小児科は、地域周産期母子医療センターとして正常分娩だけでなく母体搬送を含むハイリスク分娩も行っています。ホスピスでは心のこもった終末期医療を提供を心がけています。人間ドックは健康維持、生活習慣病や癌の早期発見を目的に多くの方にご利用いただいております。

JCHOは全国57病院から構成される病院グループで「地域医療、地域包括ケアの要として、来たるべき超高齢化社会における地域住民の多様なニーズに応え、地域住民の生活を支える」ことを使命として設立されました。このため当院では従来の急性期医療に加え、平成28年には地域包括ケア病棟（急性期を過ぎてから在宅復帰までの支援を行う）を開設し、また在宅患者の24時間対応を目指して訪問看護ステーションを設置しました。

地域の方に開かれた病院、透析、ドックを中心とした健診を軸とし、地域の皆さまの医療を支える病院を目指します。透析ベッド20床、最大80人の患者さんに対応する「透析センター」をはじめ、腎臓疾患に対する総合治療体制を整える洛和会音羽記念病院などとの連携を強化します。また、開設当初から行ってきた慢性期疾患を抱える患者さんの入院や、介護者の事情による一時的な入院（レスパイト入院）も継続して行ってまいります。

救急医療では、京都市乙訓医療圏で最も多い救急車およびヘリ搬送を受け入れています。がん診療では、胃がん・食道がん内視鏡手術をはじめ、消化器癌、肺癌、乳癌、頭頸部癌、婦人科・泌尿器科、血液癌において、近畿で有数の手術件数があり、幅広く化学療法、放射線治療、緩和医療を展開しています。また、京都府唯一の総合周産期母子医療センターとして、リスクの高い新生児および母体搬送を受け入れます。鼓室形成術、虚血肢に対する末梢血管形成術、リウマチ・膠原病などの疾患に対しても診療実績があります。

蘇生会グループでは医療サービス、人間ドック、介護老人保健施設が一体となり、患者様本位・高齢者本位の医療福祉活動を続けております。