大阪府 大阪市の消化器外科の病院とクリニック

ICU(集中治療室)・CCU(冠疾患集中治療室)・SCU(脳卒中集中治療室)・NICU(新生児特定集中治療室)が整備され、呼吸器・消化器・心臓・神経といった専門領域がセンター化されています。さらに、大阪府がん診療拠点病院・地域医療支援病院・地域周産期母子医療センターの指定を受け、大阪における高度先進医療の基幹病院として機能しています。

2023年10月、大阪市内で急性期診療を担ってきた医誠会病院（東淀川区）と城東中央病院（城東区）とが合併統合し、北区南扇町に病床数560床の「医誠会国際総合病院」が誕生しました。予防医療にも積極的に力を入れており、その中心的な役割を果たしているのが人間ドックSOPHIAです(完全予約制)。人間ドック学会による「人間ドック・健診施設機能評価」の認定施設です。

慢性期医療（比較的病状は安定し長期の治療・療養・リハビリを要する一般に高齢者を対象とした医療）を中心とした地域医療を担う病院です。今後もより良い医療、看護、介護サービスを地域の皆様に提供し信頼されるよう頑張ってまいります。

小児救急を含む24時間救急医療をおこなっています。母子医療センターとして妊娠・分娩と新生児・未熟児の医療に24時間体制で対応します。内視鏡、内視鏡下手術などを用いた低侵襲かつ高度な治療を行っています。癌に対して外来化学療法や緩和医療チームに力を入れています。生活習慣病の予防や癌の早期発見に各診療科が協力して診療にあたります。地域の診療所や病院との連携を大切にしています。

当センターは「病院」として西日本一の数のがん手術を行っており、これからもがん治療と誠実に向き合い、治療レベルの向上を追求していきます。「研究所」では、生きたままのがん細胞を元に患者さまの治療方針を立てたり、患者さまと薬の相性について研究を重ね、企業と共同で創薬を行うことで、世界から注目される研究拠点を目指します。「がん対策センター」では、がん登録データを有効活用して地域ごとの対策を検討しています。

当院では、三大疾患である、がん、心臓病、脳卒中をはじめとして、広い領域の疾患を取り扱っております。病院すべての能力を結集し、職員が昼夜を問わず取り組み、高度で総合的な医療を提供しています。その中には、エイズ、C型肝炎などの感染症や、高度救急救命医療、災害医療も含まれています。医師をはじめ多くの医療職の育成、新薬や新しい医療機器の開発も推進しています。

病院名称を「日生病院」から「日本生命病院」に改め、地域医療、救急医療、がん治療(化学・放射線療法)、女性医療(骨盤臓器・排泄障害)、消化器内視鏡検査など健康を目的とした高度予防医療、血液透析、認知症といった高齢者の脳機能障害に対する医療を、さらに推進するため、診療科と診療センターを増やし医療機器と診療設備を充実しました。新たに、27の診療科と7つの診療センターで構成されています。

内科系が消化器内科、循環器内科、代謝・内分泌内科そして小児科の4科、外科系が外科・消化器外科、整形外科（手外科・マイクロサージャリーセンター）、眼科そして麻酔科の4科で、135床すべて急性期病床として救急医療にも対応しています。整形外科は切断指接合術のスペシャリストとして他府県からも受け入れを行い、消化器内科も吐下血等消化管出血への緊急内視鏡止血術を行っています。また循環器内科の冠動脈疾患に対する心臓カテーテル検査・治療も行っています。

「がんに重点化し、5疾病を中心とする医療・免疫療法・予防医療を提供」を掲げ、近隣病院にはない施設としてPET-CTがん検査センターがあります。また、地域の先生方との連携も積極的に行っています。内科系は専門に分かれているものの、それぞれの科が協力して診療に当たります。外科系は手術以外に、がんリハビリにも力を入れています。地域包括ケア病棟では、急性期後の療養やリハビリを行い在宅復帰を支援しています。

質の高い急性期医療・高度な専門医療を実践します。救命救急センターでは多くの救急患者に対応し、がん診療センターでは手術支援ロボットのダ・ヴィンチ、３テスラMRI、放射線外照射治療装置（リニアック）を整備して がん に対する高度医療・集学的治療体制をとっています。心臓血管センターでは循環器内科医・心臓外科医による高度循環器医療を提供。また、地域の病院・診療所との円滑な医療連携にも努めています。