兵庫県 神戸市の脳神経外科の病院とクリニック

阪神・淡路大震災の教訓をもとに自治体が設立する初の災害医療センターとして平成15年8月に設立され、後方支援機能を担う神戸赤十字病院とともに、兵庫県の基幹災害拠点病院に指定され、救急医療及び災害医療を担います。

整形外科を主として1952年に開設され、1968年に脳神経外科を標榜しました。以来、地域の脳卒中をはじめとした脳疾患救急に重点をおいて病院運営をして参りました。当院は、血管内治療に注力しており、多数の専門医が所属して、24時間切れ目なく救急治療にあたることが可能となっております。今後も、職員一同心を一つにして、脳卒中・脳疾患を中心に救急治療から回復期・在宅医療まで、一貫した専門医療・介護に邁進する所存でございます。

神戸市市街地西部の中核病院として、358床（うち救急11床、ICU5床、身体合併4床、未熟児2床）を整備し、年間を通じた24時間体制での救急医療および高水準の標準的医療を提供しています。糖尿病に代表される生活習慣病、運動器疾患、そしてがん診療を3本柱として地域医療を展開していますが、特にがん診療では高齢者が多い地域特性を見据え、QOL（生活の質）を尊重した、優しいがん診療を目指しています。

当院を含めた５つの医療施設、医療専門学校、有料老人ホーム、介護老人保険施設、訪問看護ステーション、日本二分脊椎・水頭症研究振興財団など１３施設からなる「医療」「介護」「教育」を三本柱とした慈恵会グループを形成し、シームレスな医療と介護の提供します。典型的な中規模病院ですが、常に医療の質とニーズを追求し、地域に根ざしつつ、恒常的に良質な医療の提供を目指します。

高橋病院は、循環器疾患を中心に診療を行っております。循環器分野においては昼夜を問わず24時間体制で診療にあたり、特に虚血性心疾患の救急治療におきましては、兵庫県下でも有数の治療成績をおさめております。また、心臓カテーテル検査装置や心筋シンチグラムなど、最新鋭の医療機器を備え、あらゆる虚血性心疾患に即座に対応できるようにつとめております。

外来では、循環器内科・血管外科・心臓外科を専門とし、あわせて内分泌代謝系疾患(糖尿病)、脳疾患(頭痛)を診療の対象としています。心筋梗塞や脳卒中などを未然に防ぐため、心臓ドック、脳ドック、成人病ドック、がんドックの４領域の精密ドック健診コースと、全身健康チェックの標準基本健診コースをご用意しています。広い診療スペース、最新の3D-CTを導入し、より確かな診断と治療を提供できるよう心がけています。

すずき脳神経外科・認知症クリニックは脳の疾患に特化した病院です。頭痛・しびれ・めまい・物忘れなどでお困りの方、ご相談ください。

「心臓血管センター」及び「大動脈センター」を設置いたしました。心臓血管のスペシャリストによる専門医療チームが加わり、あらゆる心臓病・血管病の救急医療に24時間365日対応できるようになりました。健診センターでは、心臓疾患に特化した「心臓血管スクリーニング検査」を行っております。この検査では、心臓疾患の有無はもちろん、将来の発病の可能性を担当医が丁寧に診断いたします。

「高度で良質な医療」を提供し、｢地域に根付いた医療」を目標に職員一同努力します。又、生命の尊厳を希求し、誠意と思いやりの心をもって24時間何時でも患者さまを受け入れる体制で医療に取り組みます。また、地域包括ケアシステムの推進により、可能な限り住み慣れた地域で自分らしい生活を最後まで続けることが出来るように支援やサービスを提供したいと思っております。

超高齢社会を目の前にして、国民の60％以上が、自宅での療養生活を希望されている現状がありますそんな要望にこたえるべく、｢内科｣「消化器内科」「脳神経外科」「心療内科」の外来とともに、「在宅医療」にも力を入れていきます。お体が不自由でクリニックに来られない方でも安心して医療を受けられます。