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開院以来、力を入れているのが「物忘れ（認知症）外来」です。「そもそも認知症なのか」から診察は始まり、併せて、アルツハイマー型認知症、レビー小体型認知症、血管性認知症、前頭側頭型認知症、その他の認知症、高齢発症のてんかん、うつ病（実は、うつ病から認知症に進む方がいます）などの鑑別診断をしていきます。分かりやすい言葉で、専門用語によらずお話し、「よき隣人」としてベストを尽くします。

当院では、MRIやCTを完備し、くも膜下出血、脳出血や脳梗塞、頭部外傷、脳腫瘍、脳炎、頭痛、めまい、四肢のしびれ、腰痛、物忘れ、特発性正常圧水頭症などを診療しております。脳、神経に関する病気はもちろん、脳卒中の予防、生活習慣病の管理や治療など、今後も地域に密着した医療の提供に努めたいと存じます。「もう年のせいだから」と諦めずに、生活の質の向上をめざした医療を提供できればと願っております。

医療設備は、MRI（1.5T）・CT（320列・80列）・血管撮影装置 ・マンモグラフィー・ガンマカメラ・骨密度測定装置・FPD X線撮影装置・外科用イメージなどの放射線設備や、経鼻内視鏡も導入した内視鏡センターなどを有し、急性期医療にも対応した病院でもあります。現在は一般病床だけではなく、地域包括ケア病棟、療養病棟、在宅医療（訪問看護ステーション）などを有するケアミックス型の病院に生まれ変わって運営しております。

頭痛、めまい、首、腰の痛み、手足のしびれ、認知症のことなどお気軽にご相談ください。脳神経外科専門医として25年以上の経験と、1.5テスラMRI等による正確な診断をもとにして、脳、神経に関する病気の予防、診断、治療を柱に、皆さまとの対話を大切にしたクリニックにしたいと考えております。診察は原則、予約優先制となっております。

頭痛など頭のどのような症状でもお気軽にご相談ください。当院では脳神経外科専門医による問診、診察を行い、さらにマルチスライスCTにより、頭痛の原因などを診断していきます。小児科では、一般小児診療から低体重、発育、言語や行動、てんかん、アレルギーなどお子様の成長で不安なことなどぜひご相談ください。内科では、生活習慣病を中心に、苦痛の少ない内視鏡検査を施行しています。

地域における役割として、三次救命救急センター、地域医療支援病院、地域周産期母子医療センターなどの機能を有し、急性期医療や専門医療の中核的役割を担っております。このほか、基幹型臨床研修病院として地域医療を担う研修医の教育・指導や、その後の専門医資格取得をめざす専攻医の育成など、地域の医療を安定的・継続的に支える取組も行っております。

当院は、地域の中核病院として高度な最先端医療を提供するばかりでなく、「断らない救急」を掲げる救命救急センター、多くのがん腫に対して最新の外科治療、薬物療法、放射線療法、緩和療法、支持療法を提供、政策的医療としての小児周産期医療、災害医療、さらには今回の新型コロナウイルス感染症のような感染症対策にも力を入れております。