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本院は、滋賀県で唯一の大学病院です。高度な医療を提供・評価・開発・研修することが求められる特定機能病院の役割を果たすとともに、地域医療にも貢献しています。高度医療として「がん医療」「新生児・産科医療」「アレルギー医療」「難病医療」「救急・災害医療」などの充実に取り組んでいます。

政府の推し進める病院機能の分化、地域包括ケアシステムに対し当院は2015年度に急性期病院の継続と、地域包括ケア病床（在宅復帰支援の為の病床）15床を開設しました。皆様のご要望にお応えできるよう、地域のかかりつけ医との双方向の医療情報交換システムの構築を目指します。古くから外国人の方の受診も多く、カナダ・オーストラリア・ニュージーランド大使館の指定病院ということもあり、様々な国の方も来院されます。

昭和23年の開設以来、松本西部の基幹病院として地域医療を担ってきました。内科、外科の他、整形外科、産婦 科、 児科など27診療科を標榜し、急性期から回復期、慢性期医療、訪問診療まで幅広く医療を提供、地域の医療機関とも連携しながらシームレスな医療を提供しています。入院は引き続き、急性期病棟、回復期リハビリ病棟、地域包括ケア病棟の特徴を生かし多機能病院としての体制整備を進めます。

六甲アイランド甲南病院は、病床198床の回復期の患者様中心の病院で、病気や怪我の発病早期の治療が一段落した後に、主としてリハビリテーション医療を担います。回復期リハビリテーション病棟は、脳血管障害、骨折、股関節や、膝関節の人工関節手術後の患者様にリハビリテーション医療を提供。地域包括ケア病棟は、地域の患者様で、高度な医療は必要ないが在宅での治療が困難な患者様に入院医療を提供します。特定健診、がん検診、定期健診および人間ドックなどの予防医療も積極的に実施しています。

当院は現在440床の病床を有し、これまで姫路市北部から神崎郡にかけての医療の中核として急性期医療を中心に、救急医療、周産期・小児医療にも積極的に取り組んでいます。外科では内視鏡（腹腔鏡、胸腔鏡）を使用した低侵襲手術を取り入れ、また乳がん治療、肛門疾患を含め各分野で専門的な医療を展開しています。整形外科ではスポーツ障害に質の高い機能再建治療を提供、泌尿器科においても前立腺がんや膀胱がん、腎盂尿管がんなど、また産婦人科でも子宮筋腫や子宮体がん、子宮体頸がんなどに対し腹腔鏡による低侵襲手術を導入しております。

協和中央病院は、脳神経外科・内科・呼吸器科・外科・消化器科・整形外科など15診療科の外来診療を行い、加えて地域のリハビリテーション医療や、疾病の予防や健康増進にも積極的に取り組み、健診・人間ドック等を含め幅広い医療サービスを提供しています。また、地域で発生する急性期患者を受け入れる輪番制救急病院であり、急性期後は医療療養型の協和南病院、在宅医療を専門とする大和クリニックなどとも連携し、きめ細やかなフォローアップ体制を構築しています。

最新検査機器や高規格の手術室、透析治療の新規開始。小児科の常設と新病院横に保育園を配置。2名の常勤麻酔科専門医のもと外科、整形外科、眼科の手術を行っており、内科(総合診療科・消化器内科・呼吸器内科・脳神経内科・腎臓内科)と協力して地域の皆様に高度な開かれた医療を提供できる体制が整いました。地域の皆さまに安心して受診していただけるような質の高い医療を提供できるよう努力してまいります。

富田林病院は富田林市及び周辺地域の医療、保健、福祉の中核病院として、地域のニーズが何であるかを常に考え、地域によりよいサービスをする医療機関として地域の要請に応えるよう取り組んでいます。

当院の特徴は120名以上のリハビリ療法士がおり、一般病棟から回復期病棟、地域包括病棟、関連の老健施設(カノープス)まで一貫して高度なリハビリテーションを受けられることです。特に人生の終盤を迎えた高齢者が快適に過ごすために最適な環境ともいえます。もちろん、一般の救急患者や手術患者にも同様のリハビリ環境が得られることはいうまでもありません。患者さんが最善の医療サービスを受けられるように誠心誠意尽くしていきます。

内房地区の基幹病院として、がん、脳卒中、心筋梗塞、糖尿病、救急医療、周産期・小児医療などにおける医療連携体制の中核となり、また、救急医療では千葉県２番目のドクターヘリ基地病院として、君津地区だけでなく県内広域をカバーしています。令和２年２月にダイヤモンドプリンセス号船内で発生した新型コロナ患者さんを収容し第二種感染症指定医療機関としての役割も果しております。