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健康を回復する病院から地域の健康を支える複合体へと、巽病院はより積極的に活動を展開しています。医療では外来部門と急性期の病棟部門が中心となり、リハビリテーションセンターは、両部門に対応しています。健康管理センターでは成人病検診や企業検診、内視鏡センターを始めとする各種サポートを行っています。加えて、老人保健施設、住宅介護支援センターおよび訪問介護センターでは介護福祉の中心的役割を担っております。

内科、胃腸科、循環器科、小児科、皮膚科の診療科目のほか、胃がん・大腸がん検診、胃・大腸カメラ、胃・大腸レントゲン、エコー検査、往診、在宅医療、糖尿病専門の外来の診療を行っています（日本糖尿病学会認定糖尿病専門医）。丁寧な説明をするのはもちろんのこと、患者様との対話を大切にしながら、優しい地域医療を目指しています。

救急総合診療部を中心に24時間体制で診療を行っております。専門性の高い高度な医療にも積極的に取り組み、循環器内科では心筋梗塞や狭心症に対する冠動脈ステント治療、心房細動などの不整脈に対するカテーテルアブレーション治療、下肢閉塞性動脈硬化症に対するステント治療、心不全治療などを行っています。また、大阪府がん診療拠点病院として、腹腔鏡・胸腔鏡手術を中心とした手術、内視鏡治療、がん化学療法、放射線治療、緩和ケアと幅広く高度ながん専門診療を行っています。乳がん患者さんも多く、形成外科と協力して乳房再建術を行える数少ない施設です。