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埼玉精神神経センターは脳神経の総合病院です。迅速な診断と迅速な治療、地域に根差した医療を目指します。

当病院は昭和29年創設以来、地域の方々の健康をお守りしようと真心のこもった診療、治療を心がけてまいりました。病院は、「病気や怪我といった体の問題が起きてから行く場所」と思われがちですが、当病院では心の問題も気軽にご相談いただけるよう、ご来院されるすべての皆様が気兼ねなくリラックスしていただける環境にしていきたいと考えております。

心療内科・精神科と聞くと、どんな場所か不安だったり、なんだか行きづらいと思われる方が大半かと思います。この程度の悩みで受診するなんて。自分が弱いだけなのでは。そう考えながら、毎日を必死にがんばっている方もいるのではないでしょうか。悩みも辛さも人それぞれです。ひとりで抱え込まず、まずは少し話をしてみる気持ちで、お気軽にいらしてください。いっしょに解決の糸口を探しましょう。

うつや不安障害、不眠症などにかかる方は年々増加する傾向にあります。当院は「こころのかかりつけ医」として、薬物療法やカウンセリングを通じ患者さんが心の平穏を取り戻され、社会復帰されるまでを全力でサポートいたします。診療では、患者さんのよき理解者となれるよう、患者さんのお話を時間をかけてうかがい、問題の所在を明らかにしていくことに重点を置いております。

不眠やストレスによる心の悩み、パニック障害、社会不安障害、自律神経失調症などの心身症や神経症、うつ病、統合失調症、てんかん、認知症など、各種精神経疾患の診療を行っております。

心療内科・精神科の他に内科、歯科も併設し連携して治療を行っています。診療時間は各科で異なりますので、ご確認の上ご来院下さい。心療内科・精神科の医師は女性医師ですが、男性看護師もおりますので、話しにくいことがあればスタッフにもお話ください。また、診察室内は間接照明やアロマテラピーなどを取り入れて、リラックスできるよう心がけています。

診療科目は36診療科からなり、ベッド数は1、053床、外来患者数は1日約2、100人と埼玉県有数の総合病院となっている。高度救命救急センター、総合周産期母子医療センター、ドクターヘリ基地病院、小児救命救急センターといった指定を受け、地域の基幹病院として大きく貢献している。また、大学病院の使命である教育、診療及び研究にも力を入れ、優れた医療人の育成を目指すだけでなく、最新鋭の医療機器を設置し、多様化する患者さんへ高度な医療を提供している。