精神科
精神科・
神経科は、精神機能の障害や
ストレスが原因で表れる
心の病気を専門とします。
ストレスは
体と心を同時に障害しますが、精神科は主に心からのアプローチを行います。方法として、
精神療法や
カウンセリング、
薬物療法などのいろいろな方法を使って治療を行う科です。大人の心の病気(
不眠症・
パニック・
神経症・
うつ病・
統合失調症・
てんかん・
人格障害・
マタニティブルー・
心身症・
分裂病・
躁鬱病その他)、お年寄りの心の病気(
痴呆・
せん妄・
うつ病・その他)、子供の心の病気(
不登校・
引きこもり・
いじめ・
家庭内暴力・
チック・
摂食障害・
性格の問題・
精神遅滞・
子供の心身症・その他)、
アルコール依存症、
薬物依存症(
シンナー・
覚醒剤・
睡眠剤・その他)、
アダルト・チルドレン(
AC)、
ドメステック・バイオレンス(
DV)などの症状。
泌尿器科
泌尿器科は、尿を作り排泄する臓器経路(
腎臓、
腎盂、
尿管、
膀胱、
尿道)と男性器の疾患をあつかいます。
泌尿器科の疾患として、女性に多い
膀胱炎、
血尿、
尿路結石、
尿路感染症、高齢男性の
排尿障害、あるいは高齢女性の
尿失禁、そして
前立腺がん、
膀胱がん、
腎がん、精巣腫瘍などの悪性腫瘍があります。また、
慢性腎不全、
急性陰嚢症、
男性不妊(造精障害・インポテンス・
ED)、
前立腺炎、
尿道炎、
包茎の診断と治療も行っています。
近年の欧米化された食生活と長寿社会により、高齢男性の
前立腺がんは増加傾向にあります。ちなみに、泌尿器科は性病科とは異なる科目です。
内科
内科は、循環器・消化器・呼吸器・泌尿器・血液・内分泌・神経など広範な内臓各器官の疾病を、外科的手術によらず治療する医学の一分科です。実際には、発熱・悪寒など体調がすぐれない場合に受診し、特に、息がしにくい・咳が出るなどは呼吸器科、動悸がするときは循環器科、胃腸の調子がすぐれないときは消化器科などと考えられますが、素人の患者さんにはわかりませんので、総合病院などでは担当者に症状を伝え、どの科が適当かを判断してもらいます。