精神科
精神科・
神経科は、精神機能の障害や
ストレスが原因で表れる
心の病気を専門とします。
ストレスは
体と心を同時に障害しますが、精神科は主に心からのアプローチを行います。方法として、
精神療法や
カウンセリング、
薬物療法などのいろいろな方法を使って治療を行う科です。大人の心の病気(
不眠症・
パニック・
神経症・
うつ病・
統合失調症・
てんかん・
人格障害・
マタニティブルー・
心身症・
分裂病・
躁鬱病その他)、お年寄りの心の病気(
痴呆・
せん妄・
うつ病・その他)、子供の心の病気(
不登校・
引きこもり・
いじめ・
家庭内暴力・
チック・
摂食障害・
性格の問題・
精神遅滞・
子供の心身症・その他)、
アルコール依存症、
薬物依存症(
シンナー・
覚醒剤・
睡眠剤・その他)、
アダルト・チルドレン(
AC)、
ドメステック・バイオレンス(
DV)などの症状。
心療内科
心療内科とは、
ストレスが引き起こす身体疾患を治療するところです。すなわち、身体に症状がでており内科、産婦人科、歯科、眼科等の治療を受けるべきであるがその
原因が心にあると思われる病気の治療です。
摂食障害や
偏頭痛などは心療内科での治療となります。心療内科医は基本的に内科医であるということです。
食欲がない・眠れない(
仮面うつ病)、
頭痛がする(
緊張型頭痛・
片頭痛)、学校(会社)に行きたくない(
不登校・
出社拒否)、どきどきする・バスや電車に乗れない(
パニック障害)、息苦しい(
過換気症候群)、胸が苦しい(
ストレス性の
高血圧)、咳が止まらない(
気管支ぜんそく)、食べなくても活発(
拒食症)、食べては吐く(
過食症)、お腹が痛い(
消化性潰瘍)、便通に異常がある(
過敏性腸症候群)、体がだるい・のどが渇く(
糖尿病)、とにかくだるい(
慢性疲労症候群)、汗が出る・疲れやすい(
バセドウ病)、顔が片方に向いてしまう(
痙性斜頸)、イライラや不眠・動悸やめまい(
更年期障害)、髪の毛が抜ける(
円形脱毛症)、目が疲れる(
眼精疲労)、
VDT症候群などの症状。
内科
内科は、循環器・消化器・呼吸器・泌尿器・血液・内分泌・神経など広範な内臓各器官の疾病を、外科的手術によらず治療する医学の一分科です。実際には、発熱・悪寒など体調がすぐれない場合に受診し、特に、息がしにくい・咳が出るなどは呼吸器科、動悸がするときは循環器科、胃腸の調子がすぐれないときは消化器科などと考えられますが、素人の患者さんにはわかりませんので、総合病院などでは担当者に症状を伝え、どの科が適当かを判断してもらいます。