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昭和54年に開設されて以来、地域に必要とされる病院とはなにかということを常に考えながら、地域の方々が安心できる良質な医療サービスを提供できるよう努めて参りました。高齢化が進み、それぞれの患者さんの身体的、社会的な背景が複雑化するなかで、多様な専門性を活かして患者さん一人ひとりの人生に向き合い、地域から選ばれる病院を目指します。

筋ジストロフィーや神経難病を中心とする神経筋疾患、重症心身障害、結核をはじめとする政策医療、および、地域の一般医療に取り組んでおります。筋ジストロフィーの診療においては青森県の中心的役割を果たし、筋萎縮側索硬化症や多系統萎縮症などの神経難病の慢性期診療に力を入れ、パーキンソン病に対する脳外科的治療も実践しています。医療を要する重症心身障害の患者さまの砦であり、入院治療はもとより通園事業も実施。さらには、発達障害特性を有するお子さまに向けた外来を設けています。

脳神経外科の分野は、身体機能の中でも極めて重要である頭部を中心とし、診療・治療するにあたり関連する分野も含めると体全体を網羅する診療科となります。脳や脳神経、血管などは軽微な損傷や些細な疾患でも致命的となることが多く、直接的に私達の健康や生命維持活動と極めて密接な関わりがあります。頭痛、めまい、物忘れ、脳卒中予防に、脳ドック検査を定期的に受診しましょう。丁寧に親身になって対応させて頂きます。

これまで弘前大学や関連病院勤務で得た経験、知識や技術で地域医療に貢献したいと思っております。小さなお子様からご高齢の方まで幅広く診察いたします。女性目線での細やかな気配りと、患者様の気持ちに寄り添った優しくていねいな治療をさせていただきます。お困りのことがありましたら、どうぞお気軽にご相談ください。

「耳・鼻・のどや口」のほか、頭頸部腫瘍やいびきに関するご相談など、お聞かせください。喉が痛い、鼻水が出る、耳鳴りがする、いびきがひどい、など、患者さまのお悩みに添った、最善の治療方法をご提案いたします。

外来部門では大規模精神科デイケアを運営し、また、訪問看護ステーション、グループホーム事業、就労継続支援事業所Ｂ型、指定相談事業所を運営しています。秋田県の精神科救急輪番にも積極的に参加し、地域精神科救急医療にも貢献しています。入院許可病床数は372床で、精神科急性期治療病棟1、認知症治療病棟１、精神療養病棟、特殊疾患病棟2で構成されています。

耳・鼻・のど の病気には、耳が聞こえない、めまいがする、耳鳴りが止まらない、においがわからない、鼻水が止まらない、鼻がつまって苦しい、のどが痛い、咳が止まらない、などがあると思います。こういった症状は生活に影響を与え、つらい状況を強いることになります。このような症状の改善に、必要な治療を行うのが耳鼻咽喉科医師の仕事だと思っております。親切に、丁寧にお話を聞き、最善の結果を導けるよう努力いたします。

睡眠時無呼吸症候群の簡易検査、補聴器の相談も行なっています。 また、頭頸部の腫瘍（腫瘍などの心配）、耳や鼻や喉の異物（魚の骨、子供の異物）も耳鼻科の範疇になります。耳・鼻・のどに関する各種健康相談承ります。気になる症状は我慢せずに当院にご相談下さい。

社会医療法人明和会の基幹病院である当院は、秋田市の中心部にあり、秋田駅より徒歩15分と交通の便は良好です。診療圏は秋田市を中心として、県内全域に及び、救急医療や脳神経外科、心臓血管外科などの高度専門医療を行う一方、地域に密着してプライマリ・ケアや生活習慣病に対する医療、がん医療、高齢者医療に取り組んでおり、総合的、全人的な医療の実践を目指しております。当法人は他に、220床のリハビリ専門病院、5ケ所の訪問看護ステーション、2ケ所の健診施設などを有し、包括的な医療を追及しております。

1) 救命救急センターでは、軽症から重症まで幅広く救急患者を診ています。 2) 県内唯一の総合周産期母子医療センターでは、併存症を持つ妊婦の安全な出産や、未熟児を含む、生まれて間もない児の健やかな成長のため治療しています。 3) 神経病センターでは、診断と治療が困難な神経難病への挑戦を続けています。 4) 地域がん診療連携拠点病院として、先進的ながん診療を行っています。 5) 血液浄化を行う腎センター、運動器の治療を行う人工関節センターの他、めまいセンター、予防接種センターなど多くの診療センターが設置されています。